ブログを訪ねていただき、ありがとうございます。
人となり
東京生まれの東京育ち 現在も都内在住 既婚 子供なし
文学部(国文学専攻)卒・司書資格保有(日本図書館協会会員)・日本語教師資格保有(日本語教育能力検定試験合格)
蔵書1万冊以上 自宅には収容しきれないのでレンタルルームを借りています(^_^;)
このブログが目指していること
子供の頃から本を読むことが好きでした。上述したように、本は増えていく一方ですが…。
そのような私の読書生活において、海外文学、特に古典といわれる作品を読む際に、いくつか障壁になるものがありました。
外国が舞台になっているので、
・社会的背景がわからない
・文化的背景がわからない
・登場人物の名前(カタカナ)が頭に入ってこない
などなどです。
また、作品を書いた著者がどのような人物だったのか、もっと知りたい、と思ったりもしました。
なので、このような障壁を少しでも取り除いて、みなさんが海外古典文学を手に取る機会が増えたら、うれしいなと思いました。
なぜ海外古典文学なのか
委託制度と本の寿命
日々たくさんの本が出版されています。しかし、残念ながら、そのほとんどは、みなさんの手に渡ることなく消えていきます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、国内で流通する本は、出版社・販売会社(取次)・書店の三者の契約に基づいた、委託制度が採用されています。委託制度について下記に解説を引用します。
委託制度とは、売れなかったら仕入値で返品できる制度のことです。出版社が取次や書店に対し配本し、販売を委託します。そこで、書店は委託された出版物を一定期間販売します。書籍の委託には、3つあります。
【返品期間】
1、新刊委託 約 3ヶ月
2、長期委託 4ヶ月 ~ 6ヶ月間
3、常備委託 1年間委託期間の過ぎた商品は、売れ残っても返品できないことになっています。
引用元:日本著者販促センターHP
つまり、仕入れてから3ヶ月過ぎてしまうと返品できなくなってしまうので、3ヶ月以内に売れなかった本は返品され、書店から消えてしまうということです。
時間による淘汰を超えて
このブログで採り上げる作品は、概ね出版から50年以上経た作品です。中には300年以上の作品もあります。これらの作品たちは、時間による淘汰を超えて、今もなお世界中の人々の心に響く何かを持っていると判断できるでしょう。
これが、海外古典文学をメインの題材にしようと思った理由です。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございます。これからも「何かを(誰かを)批判するような記事は書かない」をモットーに、記事を書いていこうと思っています。みなさんの、再訪をお待ちしています。
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初出掲載日:2020年7月24日
最終更新日:2023年9月26日